17年自殺者数2万1千人 10代の動機「学校問題」が最多

10代の自殺の動機は「学校問題」が最多――。警察庁は3月16日、2017年の自殺者数が前年比576人減の2万1321人(確定値)となり、8年連続で減少したことを公表した。

年代別では10代のみ増加し、 男女別にみると、男性は前年比295人減の1万4826人と8年連続の減少となり、22年ぶりに1万5千人を下回った。女性は同281人減の6495人と6年連続で減少し、統計開始の1978年以降、過去最少となった。男性の自殺者数は女性の約2・3倍となっている。

年代別にみると、▽10代 567人(前年比47人増)▽20代 2213人(同22人減)▽30代 2703人(同121人減)▽40代 3668人(同71人減)▽50代 3593人(同38人減)▽60代 3339人(同287人減)▽70代 2926人(同57人減)▽80歳以上 2256人(同6人減)--となり、40代が最多だった。

年代別では10代のみ増加に転じた。自殺者数を男女別にみると、男性が396人と69.8%を占め、女性は171人と30.2%となった。自殺の動機としては、学校問題が最も多く、これに健康問題、家庭問題などが続く。学校問題の内訳をみると、学業不振が最も多く、進路に関する悩みも多かった。

学種別でみると、▽小学生 11人(男6人、女5人)▽中学生 108人(男69人、女39人)▽高校生 238人(男166人、女72人)▽大学生 356人(男265人、女91人)▽専修学校生等 104人(男71人、女33人)。

教員の自殺者数は103人(男78人、女25人)だった。

◎参照PDF.1(4、26、28、39ページ)、PDF.2(3ページ