都が研修動画の配信を開始 教員の負担軽減図る

東京都は3月22日、都内の全公立学校の教員を対象に、研修動画をインターネットで視聴できる環境を整備したと発表した。今月中に、教科指導や教育課題に関する56本の研修動画の配信を開始する。教員が研修動画を事前に視聴するなどし、研修の日数や時間の見直しを図り、教員の負担軽減につなげる。

都では、これまでも産休・育休中の教員を対象に、自己啓発支援の一環として研修動画のインターネット配信を行ってきたが、これを全教員に拡大する。校務用パソコンからの視聴もできるよう、今年度から導入した研修履歴自己管理システム「マイ・キャリア・ノート」に動画を配信する。

今月中に、▽教科指導に関するもの 15本▽学校経営に関するもの 17本▽教育課題に関するもの 24本――の計56本の研修動画を配信する。新たな研修動画も作成するほか、教職員支援機構などの動画も随時追加し、ラインアップの充実を図る。

研修動画を積極的に活用し、効果的で効率的な研修運営を推進するため、研修シラバスも見直す。 段階的に1コマ3.5時間の研修を、動画の事前視聴によって3.0時間に減らし、教員の負担軽減を図るとともに、集合研修では、演習形式や協議の時間を確保する。さらに、研修動画の視聴を講義の代替として、校長候補者研修の通所日数を5日間から4日間に試行的に減らす。