共通テスト英語 22資格・検定試験が参加要件満たす

参加要件の確認結果を説明する担当者
参加要件の確認結果を説明する担当者

大学入試センターは3月26日、大学入学共通テスト(共通テスト)の「大学入試英語成績提供システム」に参加を申し込んだ民間事業者の資格・検定試験について、参加要件の確認結果を公表した。7つの実施主体から合計24の資格・検定試験の申し込みがあり、22資格・検定試験で要件を満たしているとされた。このうち、英検では新たな方式を導入して対応する。

22資格・検定試験は▽Cambridge Assessment English(ケンブリッジ大学英語検定機構)のケンブリッジ英語検定(A2 Key、A2 Key for Schools、B1 Preliminary for Schools、B2 First、B2 First for School、C1 Advanced、C2 Proficiency)▽Educational Testing ServiceのTOEFL iBTテスト▽国際ビジネスコミュニケーション協会のTOEIC Listening & Reading TestおよびTOEIC Speaking & Writing Tests▽ベネッセコーポレーションのGTEC(CBT、Core、Basic、Advanced)▽日本英語検定協会のTest of English for Academic Purposes(TEAP)、Test of English for Academic Purposes Computer Based Test(TEAPCBT)、実用英語技能検定(英検)(3級、準2級、2級、準1級、1級)▽ブリティッシュ・カウンシルのInternational English Language Testing System(IELTS)のアカデミック・モジュール。

なおこれら以外に、IDP:IELTS Australiaが実施するInternational English Language Testing System(IELTS)のアカデミックモジュールについては、日本国内での2年以上の使用実績という条件付きで参加要件を満たすとされた。

英検の従来の方式では、「書く」「読む」「聞く」が出題される一次試験の合格者のみが、二次試験の「話す」を受検できる仕組みだったため、参加要件を満たしているとはいえないと判断された。このため、全ての試験を申込者全員が受検できる新たな方式として、大学入試を受ける高校3年生や浪人生を対象とした「1日完結型」や2日間の「公開会場実施」、対象に制限のない「4技能CBT」を実施して対応する。

47都道府県全てに会場を設けるのは、▽TOEICのListening & Writing▽ベネッセコーポレーションのGTEC(CBT、Core、Basic、Advanced)▽日本英語検定協会のTest of English for Academic Purposes(TEAP)、Test of English for Academic Purposes Computer Based Test(TEAPCBT)、実用英語技能検定(英検)(3級、準2級、2級、準1級、1級)――で、その他の資格・検定試験は、各地域での実施となる見込み。

その資格・検定試験も、経済的に困難な受検生への配慮を掲げるが、中には2万5千円を上回る検定料を設定しているものもあった。

2020年度に行われる大学入試からの導入に向け、文科省では各資格・検定試験の実施会場の設定や実施回数について、各高校を対象に意向調査を実施する予定。