ボランティア経験で加点 20年度大阪市教員採用試験

大阪市教委はこのほど、子供の学習支援などのボランティアに従事した受験者を対象に、2020年度の教員採用試験(公立学校・幼稚園)で加点する制度を試行すると発表した。学習支援を行う場への学生の参加を促し、より実践的な経験を積んだ者を採用する狙い。

放課後の学校での学習支援や「こども食堂」など、子供の学習支援が含まれる事業での活動実績が19年度に30回以上あり、実施団体から証明されていることが加点の要件となる。大学院進(在)学者対象選考と特例受験を除く、全校種教科の受験者が対象。第1次試験で面接テスト受験者の総合得点900点満点のうち、20点を加点する。

同市が取り組む、産学官民が協働して社会全体で子供を支える仕組みづくりの具体策として実施する。ボランティアの募集情報は、学生らが容易に検索できるよう、「大阪市市民活動総合ポータルサイト」に集約している。