大学ランキング日本版 高校教員が選ぶ教育充実度1位は

イギリスの教育専門誌『タイムズ・ハイヤー・エデュケーション』(THE)などは3月28日、「THE 世界大学ランキング 日本版2018」を公表した。高校教員を対象とした大学印象調査アンケートの結果をもとにした教育充実度の分野では、前年度に引き続き、国際教養大学(秋田県秋田市)が1位に選ばれた。

同調査は今年2回目の実施となる。▽教育リソース▽教育充実度▽教育成果▽国際性――の4分野13項目のランキング指標を基に、各大学の教育力を順位付けした。教育充実度は、高校教員を対象とした「大学に関する印象調査アンケート」の得票数から、グローバル人材育成重視と入学後の能力伸長の2項目を算出している。

教育充実度のランキングは、①国際教養大学②東京大学③京都大学、東北大学⑤早稲田大学⑥慶應義塾大学⑦筑波大学⑧大阪大学⑨九州大学⑩東京工業大学、国際基督教大学⑫名古屋大学、上智大学、明治大学⑮北海道大学⑯広島大学⑰一橋大学⑱同志社大学⑲立教大学⑳立命館大学――で、トップ20校の顔ぶれは前回調査と変わらなかった。

1位となった国際教養大学は公立大学で、2004年に設立。専任教員64人中35人が外国人教員で、英語による少人数授業や1年間の海外留学の義務付けなど、グローバルな教育環境で知られる。

総合順位のランキングは、①京都大学、東京大学③東北大学④東京工業大学⑤九州大学⑥北海道大学⑦名古屋大学⑧大阪大学⑨筑波大学⑩慶應義塾大学――だった。

昨年発表された「THE 世界大学ランキング 2018」では、1位はオックスフォード大学(イギリス)、2位がケンブリッジ大学(同)、3位がカリフォルニア工科大学(アメリカ)とスタンフォード大学(同)だった。日本の大学では、東京大学が46位、京都大学が74位だった。