ニュートン力学を学べるトランプ 学校に無償提供

トランプで遊びながら物理の基本法則を学べる
トランプで遊びながら物理の基本法則を学べる

日本発明振興協会(会長・原昭邦白寿生科学研究所社長)はこのほど、遊びながら科学技術を学べるサイエンストランプとして、力、運動、エネルギーの関係を表した「ニュートン力学トランプ」を制作した。一般向けに1000円(税込)で販売するほか、学校などの教育機関に無償提供する。

トランプでは、力(N)をスペード、質量(kg)をクラブ、長さ(m)をダイヤ、エネルギー(J)をハートに見立てている。トランプの数字ごとに、10のマイナス18乗から10の10乗までの大きさを対応させ、それぞれの物理量に対応する力学現象を図解で説明。エネルギーなどの抽象的概念に対して、具体的なイメージを持てるようになっている。

例えば、ハートの9(10の6乗)では、巨大風力発電機の写真と共に、「空気の運動エネルギーを利用する風力発電機の発電量は、回転する羽根の半径の2乗、風速の3乗に比例する。超大型のものはタワーの高さ140m、羽根の直径160m、1基で8000kWの出力を出せる」という説明が載っている。

また、運動方程式やエネルギーの式を利用した「ニュートン力学版大富豪」という遊び方も考案し、解説動画も公開している。

同協会は、学校などの教育機関が授業やクラブ活動などで同トランプを利用する場合は、無償で提供するとしている。利用目的や希望個数を記した文書を同協会宛て(〒150-0031、東京都渋谷区桜岡町4番22号)に送付する。同協会ではこれまで、DNAトランプや元素周期表トランプ、電気トランプ、プレートテクトニクストランプを作成。ニュートン力学トランプは、そのシリーズの第5弾となる。