プログラミング教育必修化で手引 教員の不安解消図る

文科省は3月30日、「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」を作成した。小学校のプログラミング教育必修化を受け、基本的な考え方や各教科の内容を踏まえた指導例、企業・団体、地域との連携例などを解説。プログラミング教育に対する教員の不安解消を図る。

小学校でのプログラミング教育のねらいは①プログラミング的思考を育む②プログラムの働きやよさ、情報社会がコンピュータなどの情報技術によって支えられていることに気付き、コンピュータを活用して問題を解決したり、よりよい社会を築いたりする態度を育む③各教科などでの学びをより確実なものとする――の3つがあるとし、その前提として、プログラミング体験やコンピュータ活用を通じて、楽しさやおもしろさ、達成感を味わうことなどが重要だとした。

学習指導要領で例示されている、教科の単元などで実施するものとして、▽プログラミングを通して、正多角形の意味を基に正多角形を描く場面(5年生 算数)▽身の回りには電気の性質や働きを利用した道具があることなどを、プログラミングを通して学習する場面(6年生 理科)▽「情報」を探究課題に設定した学習場面(総合的な学習の時間)――について、学習活動やねらいなどを解説している。

また、この他にも、各教科での学習や学校裁量で展開できる活動、企業・団体や地域と連携した事例なども取り上げている。

同手引は、今後の学校などでの実践の蓄積や、「未来の学びコンソーシアム」の取り組みなども踏まえながら、適時改訂を重ねていくとしている。