教員・保護者向け情報モラル教材 LINEが無償配布

教材は授業や家庭の利用に応じてセレクトできる
教材は授業や家庭の利用に応じてセレクトできる

子供の適切なインターネット利用を促すための、教職員・保護者向け情報モラル教育教材「『楽しいコミュニケーション』を考えよう!~家庭での対話編」を、LINEがこのほど作成し、希望者に無償配布している。教育工学などを専門にした静岡大学教育学部の塩田真吾准教授と共同開発した。

子供たちのスマホの所持や使用ルールについて、効果的な対策や指導に役立つ内容などを盛り込んだ。指導者用ガイドブックやスライドデータ、カードなどが用意されている。

カード教材を使ったワークショップでは、対話を交えながら、自分と相手の違いを意識し、上手なコミュニケーションについて考えていけるようになっている。子供たちが、スマホやSNSでトラブルにつながっている行動要因を整理しながら、情報端末などの▽設定の確認▽利用ルールの工夫▽コミュニケーションのトレーニング――という3つの対策を掘り下げていけるようにした。

コミュニケーションに関する指導では、実際のワークを織り交ぜた構成も考慮した。

ワークシートを使った指導は、最短15分程度で完結できるという。また、ねらいに応じた各種の教材活用によって、最大90分程度の展開も可能になっている。

教材は、同社Webサイトの教材申し込み窓口から手に入れることができる。教員研修や保護者会などで、同社講師を派遣するワークショップの開催などにも対応するという。