達成目標を明確化 秋田が「実感できる教員多忙化防止」

秋田県教委はこのほど、「2018教職員が実感できる多忙化防止計画」を策定した。2018年度から20年度までの3年間で目指すべき姿と目標を設定し、4つの重要項目とそれに対応した対策や、各主体の役割を示した。

目指すべき姿として示したのは「子供たちと向き合う時間の確保と充実した教育活動の推進」「教職員の負担軽減とワーク・ライフ・バランスの充実」の2つ。全校種共通で▽休日労働を含む時間外勤務を月45時間以内▽長期休業中、学校閉庁日を3日以上設定▽最終退校時刻を、遅くとも20時(小学校は遅くとも19時)とする――などの目標を定めた。

同県教委ではこれまで、08年に「教員職員が実感できる多忙化防止対策」、10年に「2010教職員が実感できる多忙化防止対策」を策定し、各学校と連携して各種対策を講じてきた。しかし17年度に県教委が行った調査では、1日当たりの時間外勤務時間は1~3時間が全体の約7割を占め、また3時間以上の割合も12%と、勤務環境の改善は進んでいるとは言えないのが実情。要因としては、達成目標、達成期限の設定が曖昧であったことなどが挙げられている。

今回の計画は、これまで取り組んできた多忙化防止策を見直し、県教委、市町村教委、学校のそれぞれが主体的に多忙化防止に取り組むため策定された。期間を定め、最終退行時間などを明確にした。

同県教委は、今回の計画によって教職員の負担軽減、ワーク・ライフ・バランスの充実を目指すと共に、教職員が子供一人一人と向き合う時間をいままで以上に確保し、充実した教育活動を推進するとしている。