食品ロス削減を絵本で呼び掛け 熊本県が啓発資材製作

絵本「ピーマンになっちゃった!~のこさずたべようたいせつないのち~」
絵本「ピーマンになっちゃった!~のこさずたべようたいせつないのち~」

熊本県はこのほど、未就学児に向けた環境教育資材として絵本「ピーマンになっちゃった!~のこさずたべようたいせつないのち~」を制作し、同県ホームページで公開した。ピーマンをはじめ熊本産の野菜を題材に取り上げ、子供たちに食や環境への関心を深めさせながら、食品ロス削減に向けた意識の醸成を家庭にも広げる狙い。

同県はこれまで、食品ロス削減やリサイクルに取り組む店舗を「九州食べきり協力店」として登録し、利用者に周知を図る活動や、フードバンクの活用などを通じて、食品廃棄物の減量に取り組んできた。

「ピーマン――」は食品ロス削減の意識を広く家庭にも啓発する目的で制作。ピーマンのほか同県特産のカライモ(サツマイモ)、やまえ栗なども登場し、子供たちが身近な地場野菜を知るきっかけにもなる。

未就学児が保育所などで紙芝居や絵本から学んだ事柄を親に話し、行動を促すことが多い点に着目し、保育所・幼稚園で活用できるよう、PDFデータの形で公開した。

全16ページで、A3判とB4判のデータをダウンロードできる。またホームページでは、プリントアウトした用紙を製本する方法も紹介している。