クラウドと低価格端末活用の授業開始 東京都小金井市

実証内容のイメージ図
実証内容のイメージ図

東京都小金井市教育委員会は4月11日、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)など4社とともに、総務省の「次世代学校ICT環境」の整備に向けた実証に参画し、クラウドや低価格タブレットを活用した授業を開始すると発表した。ICT環境に関する財政負担軽減や、教職員の運用負担軽減を目的とした「コスト軽減モデル」に取り組み、その効果やノウハウを同市の全小・中学校へ展開する方針。

プロジェクトには、同市立前原小学校と南中学校の児童生徒計905人、教職員計54人が参加。NTT Comが提供する教育クラウドプラットホームサービス「まなびポケット」上から、3社が提供するデジタル教材を利用し、タブレットを活用した授業を行う。

これにより、各学校に設置している教材配信用サーバーを不要にし、その導入コストや、外部に委託している運用・保守コストの30%軽減することを目指す。

さらに、グーグル社の低価格端末「クロームブック」を、国内で初めて自治体予算で全校導入するとともに、再利用端末を併用することで、すべての児童生徒が情報端末を利用できる環境を整備。従来の端末と比べ導入・運用コストの40%軽減を目指す。

同市はこの実証において、プログラミングやAIを活用したロボティクスの授業・学習を実施する「先端技術(EdTech)活用モデル」についても取り組むとしている。