子供の読書活動を推進 第四次基本計画を閣議決定

子どもの読書活動の推進に関する法律に基づいた「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」が4月20日、閣議決定された。2018~22年度までのおおむね5年間にわたる子供の読書活動の基本方針を定めたもので、1カ月に一冊も本を読まない不読率の改善を図る。

全校一斉読書活動を行う学校の割合は、16年度で▽小学校 97.1%▽中学校 88.5%▽高校 42.7%――と、いずれも12年度と比べて増加している。また、司書教諭の発令は12学級以上のほとんどの学校で行われ、11学級以下でも増加傾向にある。学校司書の配置は、小・中学校で増加しているが、高校では横ばいとなった。17年度の不読率は▽小学校 5.6%▽中学校 15.0%▽高校 50.4%――で、高校段階での読書環境の整備や、読書への関心が課題になっている。

第四次計画では、発達段階に応じた取り組みにより、読書習慣の形成を図るとともに、友人同士で行う活動などを通じて、読書への関心を高める。

学校では、学習指導要領を踏まえた読書活動の推進として、児童生徒の主体的、意欲的な読書活動の充実や、障害のある児童生徒の読書活動の促進を掲げる。読書習慣の形成や読書機会の確保では、全校一斉の読書活動や子供による図書紹介などの取り組みの普及を図る。学校図書館の整備・充実では、学校図書館図書整備等5か年計画の推進や、学校図書館図書標準の達成、司書教諭・学校司書などの人的配置の促進を行う。また、子供同士で読書への関心を高める取り組みとして、読書会や図書委員、「子供司書」、ブックトーク、書評合戦(ビブリオバトル)などの例を挙げている。

家庭でも読書の習慣付けを図るため、読み聞かせ体験とともに乳幼児と保護者に絵本を渡すブックスタートや、子供を中心に家族で同じ本を読む「家読(うちどく)」などの活動を推進する。