いじめ対応マニュアル 多様な特性への支援盛り込む

千葉市教委はこのほど、学校のいじめ対応マニュアルを改訂し、定例会で説明した。新たに、発達障害など多様な特性を持つ児童生徒の、適切な理解と支援を盛り込んだ。

今年度改訂版には、いじめの未然防止のため、発達障害などの「さまざまな特性を持つ児童生徒に対する適切な理解と支援」を求める内容を追加。学校は発達障害のある児童生徒の個々の特性の理解に努めながら、個別の教育支援計画や指導計画を作成し、教員間で情報共有を進めて、適切な指導や支援を行っていくよう促した。

また、帰国子女や外国人児童生徒は、言葉や文化の違いから学びで困難を抱える場合が多く、それらに起因したいじめが行われないよう、学校全体での注意深い見守りや必要な支援の実施なども求めた。

同マニュアルは2013年度に初めて作成。いじめ対応の観点として、▽未然防止▽早期発見▽早期対応▽関係機関との連携▽重大事態への対処▽態様――を柱に掲げ、それぞれの対応や環境整備、注意点などを記載している。今年3月に市のいじめ防止基本方針が改訂されたのに合わせて、同マニュアルも改訂された。