成人年齢引き下げ 女子中高生は反対が賛成を上回る

プリキャンティーンズラボ「成人年齢引き下げに関する意識調査」(http://lab.prcm.jp/adult-age/)より
プリキャンティーンズラボ「成人年齢引き下げに関する意識調査」から

GMOメディアが運営する「プリキャンティーンズラボ」はこのほど、女子中高生658人を対象にインターネット上で実施した「成人年齢の引き下げに関する意識調査」の結果を公表した。18歳への成人年齢の引き下げを知っているのは9割に上ったが、引き下げへの反対が賛成を上回った。引き下げは4年後の2022年度からの施行となるため、当事者となる女子中高生らの関心の高さがうかがえる結果となった。

引き下げについては、「聞いたことがあり、内容をある程度知っている」と答えたのが54.0%、「聞いたことはあるが、内容は知らない」が35.4%で、9割が認知しているのが分かった。その情報源を複数回答で聞いたところ、テレビが84.5%と最も多く、「家族や友達」「学校の授業や先生」は共に2割程度だった。

成人年齢の引き下げの賛否では、▽賛成 15.5%▽どちらとも言えない 45.6%▽反対 38.9%――となり、反対が賛成を大きく上回る結果となった。賛成意見では「精神年齢が徐々に高まり、少子高齢化なども進んでいるから」「選挙権が18歳からになったから、18歳で成人でもいいと思う」などがあった。一方、反対意見では「18歳で成人すると、ただでさえ短い子供でいられる時間がさらに短くなるから」「節目はキリが良い方がいいと思うから」「お酒やタバコなども同じ年齢だから」などがあった。

成人年齢の引き下げに伴い、婚姻年齢など、関連する制度変更について賛否を聞いたところ、賛成が反対より多かったのは、「性同一性障害の人が18歳から家庭裁判所に性別変更の申し立てができるようになる」「喫煙の解禁年齢は現状のまま20歳に据え置かれる」「婚姻年齢が男女共に18歳に統一される」があった。一方、反対が賛成を上回ったのは、「成人式の開催が18歳になる」「18、19歳でも親の同意なしにクレジットカードの契約が可能になる」などがあった。