給付奨学金専用相談センターを開設 電話で相談受付

日本学生支援機構ウェブ上動画「そうだったのか!奨学金」
日本学生支援機構ウェブ上動画「そうだったのか!奨学金」

日本学生支援機構(JASSO)は5月1日、「給付奨学金専用相談センター」を開設した。給付奨学金による進学を考える中高生らを対象に、電話による相談を受け付ける。

同機構の給付奨学金は国費を財源とし、原則として返還義務のない奨学金を支給する仕組みで、意欲と能力はあるが経済的困難を抱える若者の進学や進級を後押しする。本格実施は2018年度以降の進学者が対象だったが、17年度進学者についても、特に経済的に厳しい状況にある学生に対しては先行実施していた。給付規模は1学年2万人。給付額は、国公立(自宅)2万円、国公立(自宅外)と私立(自宅)3万円、私立(自宅外)4万円。通信教育課程については減額される。

担当者によれば、給付奨学金に関する専用電話を設置するのは今回が初めて。「給付奨学金のことを知りたいという生徒や保護者が、気軽に相談できるようにしたい。学校への問い合わせが減ることで、日常業務の多い学校の先生の負担を軽くすることにつながれば」と話す。

受け付けている相談内容は、給付奨学金の対象や、学力などの基準、提出書類など。手続きのスケジュールなどは、在籍する学校によって異なるので回答できないとしている。学校担当者については、従来どおり同機構の担当課に問い合わせてほしいとしている。

平日(土日祝日・年末年始を除く)の午前8時半から午後8時まで相談に対応する。相談は無料だが、通話料は本人負担。電話番号は、0570‐200‐021(ナビダイヤル)。詳細は同機構ウェブサイトへ。