模擬起業で経済学ぶ 中学生向け金融教育教材を公開

公開された教材「私たち中学生で会社をつくろう」の表紙
公開された教材「私たち中学生で会社をつくろう」の表紙

金融広報中央委員会はこのほど、中学生向けの金融教育教材を、ウェブサイト「知るぽると」で公開した。対応教科は、起業をテーマとした「社会科(公民的分野)」と、金銭管理をテーマとした「技術・家庭科(家庭分野)」。主体的・対話的で深い学びを通して、中学生が経済や金融の仕組み、適切な金銭管理、消費者被害防止について理解を深め、現実の社会の中で生きる力を身に付けられるようデザインした。

公開されたのは、①「私たち中学生で会社をつくろう─模擬起業体験を通して、経済の仕組みを学ぼう─」(社会科)②「私たち中学生で社会をつくろう─実際の企業体験を通して、経済の仕組みを学ぼう─」(社会科)③「生活に必要な金銭の流れを理解し、消費行動を見直そう─『見えないお金』が見えてくる!─」(家庭科)──の3種。

①は起業を模擬体験して、会社の仕組みや工夫、金融の働きや職業の意義、経済に関する諸問題などを学ぶ。

②は実際の企業体験を通して、市場経済の考え方や価格の決まり方、役割、社会での企業の役割と責任などについて理解を深める。

③は身の回りで起こるさまざまな消費活動を見つめながら、金銭管理、契約、キャッシュレス化の進行で多様化する購入方法や支払い方法の仕組みなどについて考える。

いずれの教材もワークシート形式で、生徒に積極的な思考と対話を促す内容。教材に対応した指導書も併せて公開されており、ダウンロードして活用できる。