東京杉並区教委と早大が協定 小・中英語教育の充実図る

2017年海外留学事前学習会の様子
2017年海外留学事前学習会の様子

東京都杉並区教委は5月9日、早稲田大学教育・総合科学学術院と協定を締結し、同区の小・中英語教育の充実を図ると発表した。相互に連携を図り、研修や課外活動を行っていく。2020年度からの小学校英語教育の早期化・教科化を前に、教員の専門的知識の習得が最大の狙い。

初回の取り組みとして、5月17日に小学校教員向けの研修を共同で実施。早大の外国語教授を招き、公開授業のフィードバックを受ける。

また、同区がオーストラリアに派遣する中学生対象の「海外留学事前学習会」に、早大英文学科の学生を派遣するほか、共同でeラーニングを活用した教員研修ソフトを開発するなどの活動を計画している。

同区立済美教育センターの寺本英雄統括主事は「免許を取るために英語を学ぶ機会がなく、専門性も高くない教員もいるのが現状。大学教授のプロフェッショナルな意見を取り入れて、教員の知見を深めていきたい」と語る。英語以外の他教科での連携も検討していく方針。