手塚治虫氏原案のアニメ教材 学校に無償で貸し出し

小学校高学年向けの「地球との約束」
小学校高学年向けの「地球との約束」

環境省は5月14日から、小・中学生を対象に地球温暖化の意識を高めるアニメーション教材「ガラスの地球を救え!」のDVD・ブルーレイディスクを、学校や自治体に無償で貸し出す。同教材は漫画家の手塚治虫氏のエッセイ集を原案にしており、温暖化が進行する地球環境に対して、自分たちに何ができるのかを子供らに考えさせる。

小学校高学年向けの「地球との約束」と、中学生向けの「私たちの未来」の2作品がある。

「地球との約束」は、温暖化が深刻になった未来の地球の化身「ガイア」が、現代の人間たちを未来の世界に送り込み、サバイバルさせるというストーリーで、主人公の子供たちは、サバイバルを通じて、温暖化の原因や自然の大切さに気付かされる。

「私たちの未来」は、夏休みの自由研究で研究者から地球温暖化の危機的な状況を聞いた中学2年生の主人公らが、突発的な激しい暴風雨(スーパーセル)の被害に遭い、温暖化の問題を解決するために行動を起こすというストーリー。

いずれの作品も、手塚治虫氏が子供たち向けに書いた『ガラスの地球を救え―二十一世紀の君たちへ―』(光文社刊)に込められたメッセージをコンセプトにして制作されている。

貸し出しは学校や地方自治体が主催・共催する、非営利の上映会であるのが条件。上映日の30日前から10日前までに、利用申込書に必要事項を記入し、「ガラスの地球を救え!」プロジェクト事務局に提出する。複数の日程で上映する場合は最大で30日間貸し出す。このほか、作品のポスターやチラシ、小冊子も提供する。

貸し出しと広報資材の提供方法は、COOL CHOICEのウェブサイト内で公開している。