広島県で教員不足 公立小・中学校など35校

広島県の公立小・中学校などで教員が不足していることが県教育委員会の調査で分かった。教員不足は35校38人に上り、湯崎英彦知事は15日の記者会見で、定年による大量退職に新規採用が追いつかないことを理由に挙げ、夏休みに補習をする懸念が出ているとして「非常に由々しき事態だと思っている。生徒たちにしわ寄せがいくのはできるだけ避けることが望ましい」と述べた。

県教委によると県内の35校で、臨時採用の教員26人、非常勤講師12人の合わせて38人の教員が不足していた。このうち呉市の吉浦中学校では、18年度当初に必要な教員を確保することができず、国語と理科の授業を予定通り実施することができなかった。

湯崎知事は、教員採用試験を大学生に受けてもらいたいとして、魅力ある職場づくりや教員への関心を高める活動を課題に挙げた。県教委は大学を訪問し、学生向けのPRに取り組む予定だという。