水分補給で熱中症防止を スポーツ庁が通知

スポーツ庁は5月16日付で各都道府県・指定都市のスポーツ主幹課長に宛て、熱中症事故の防止に取り組むよう通知した。熱中症は体が暑さに慣れていない梅雨時の蒸し暑さや気温の急上昇で発生しやすく、スポーツ庁はスポーツ時の早期対応を呼び掛けている。

消防庁によると、昨年の5月~9月の間に全国で5万2984人が熱中症で救急搬送され、そのうち子供が約15.4%を占めた。今年は5月13日時点で545人が救急搬送された。
スポーツ庁の通知では、2013年に日本スポーツ協会がまとめた「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」を参考に、スポーツ時に水分や塩分の補給を適切に行える環境を用意することを求めた。熱中症が疑われた場合は、速やかな水分・塩分補給、体温冷却、病院搬送などの処置をするよう要請している。

環境省では、熱中症予防情報サイトを開設し、熱中症の目安となる暑さ指数の実況と予測を地域別に公表している。厚労省も職場の熱中症予防対策として「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を5月から始め、①暑さを避ける②水分をこまめに補給する――よう訴えている。