SNSに月間1万件超の相談 厚労省が自殺防止で集計

3月の厚労省の自殺防止対策事業に参加した民間団体によるSNS上の自殺防止相談窓口に、1万129件の相談があったことが分かった。厚労省が民間団体によるSNS利用の自殺防止相談件数を集計したのは初めて。昨年10月、神奈川県で9人の遺体が見つかった座間事件で、若者がSNSで知り合ったことが集計のきっかけとなった。

厚労省は、3月の自殺対策強化月間中、自殺防止対策事業に参加した13団体のうち、SNSによる相談延べ件数が1千件を超えた7団体(4アカウント)8952件を分析した。年齢が判明した6570人のうち、20代が2760人(42.0%)と最も多く、19歳以下が2574人(39.2%)、30代が656人(10.0%)、40代472人(7.2%)と続いた。SNSの年齢別利用状況を反映した形となった。

相談件数の男女比は、女性が6089人(89.8%)で、男性の691人(10.2%)を大きく上回った。

厚労省は集計結果を受け、相談員のSNS研修や運用のガイドライン策定を進める方針だ。