関学大が遺憾の意 日大のアメフット反則行為

関学大アメフット部提供
関学大アメフット部提供

アメリカンフットボールの定期戦で関西学院大の選手が日本大の選手に全治3週間のけがを負わされた悪質な反則行為について、関学大の鳥内秀晃監督と小野宏ディレクターが17日記者会見した。

反則行為について釈明する日大の回答書を公開するとともに、焦点となっている日大監督のプレー関与や事実関係の説明が「不十分だ」と批判し「現時点でわたしたちが求めている誠意ある回答とは言えない」と遺憾の意を表明した。

日大の5月15日付回答書は、アメフット公式規則に掲げるフットボール綱領を尊重し、意図的な乱暴行為を行うことなどを選手に教えることは全くないとした。その上で「今回、指導者による指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)が起きていたことが問題の本質と認識しており、指導方法に関し、深く反省している」と釈明した。

記者会見で鳥内監督は「自分の厳しさと選手の受け取り方が乖離していると思うならば、なぜベンチに戻して『そういうプレーをするんじゃない』と言うことができなかったのか」と疑問を提起し、「あのような行為を受け入れたらスポーツは成り立たない。非常に悪質だ。試合翌日にわれわれの選手に直接謝罪をするのが筋ではないか」と日大の監督らを非難した。さらに日大の部長、監督による負傷選手と保護者への直接謝罪を求めた。

関学大によると、日大は事実関係の確認作業を進め、5月24日をめどに再回答する意向を明らかにした。

日大の反則行為は5月6日の第51回定期戦で発覚し、プレーの経緯がビデオ収録されていた。関学大と日大は強豪でライバル同士。

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