改正著作権法が成立 教材ネット配信は許諾不要

インターネット上における著作物の利用を拡大する改正著作権法が5月18日、参議院本会議で可決、成立した。教員が他人の著作物を使って作成した教材をインターネットで児童生徒に配信する際、著作権者への許諾が不要となる。一部を除き来年1月1日に施行する。

従来は、教員が作成した紙媒体の授業用教材に限って、著作権者の許諾を得ずに著作物の利用を認め、電子媒体については認めていなかった。文学作品や新聞記事の一部を教材に使った紙の授業用プリントをデジタル化し、児童生徒の情報端末に送信する場合には、個別に著作権者に許諾を得たり、使用料を支払ったりする必要があった。

改正著作権法の成立で、文化庁は新たに補償金管理団体を指定し、学校から著作権者へ支払う補償金を一括して徴収・分配するようにする。