スポ庁長官が原因究明訴え 日大監督は辞意

関学大アメリカンフットボール部提供
関学大アメリカンフットボール部提供

アメリカンフットボールの定期戦で日大の選手が関西学院大の選手に全治3週間のけがを負わせた反則行為をめぐり、日大アメフット部の内田正人監督は5月19日、「一連の問題は全てわたしの責任だ」として監督を辞任する意向を明らかにした。しかし、反則行為の指示を含めた関与の有無、再発防止策を一切明らかにしなかったため、スポーツ庁の鈴木大地長官は20日、「辞任よりも、危険なタックルがなぜ起きたのか原因を知りたい。選手以外のところから何かあったのではないかという話もある」と強調し、原因究明を厳しく求める考えを明らかにした。

内田監督は19日の辞意表明直前、けがをした関学大の選手と保護者を直接訪ね、謝罪した。保護者は直接謝罪について「日大選手がどうしてあのようなプレーをしたのかの事実の説明がなかったし、指示があったのかも、内田監督が話されなかったので釈然としない。関東学生連盟にしっかり調査して真実を明らかにしてもらいたい」とするコメントを発表した。

関学大の鳥内秀晃監督は17日の記者会見で、日大側に誠意がないと批判し、内田監督による直接謝罪と原因究明を求めていた。日大は24日をめどに反則行為の調査結果を関学大側に報告する予定。