日本のものづくり担う人材育成を推進 全工協会が総会

新理事長に選任された都立六郷工科高校の佐々木校長
新理事長に選任された都立六郷工科高校の佐々木校長

全国工業高等学校長協会(全工協会)は5月22日、第69回総会・研究協議会を都内で開き、各地の校長328人が出席した。総会では任期満了に伴う役員改選が行われ、新理事長に都立六郷工科高校の佐々木哲校長が選出された。

後藤博史理事長はあいさつで、「工業高校生を教育する人材の確保と育成は大きな課題だが、多くの高校で教員確保に苦労していると聞く。全工協会としても関係機関と連携し、教員研修や指導者養成を通して工業科教員の育成を図っていく」と述べた。来賓として、文科省初中局の髙見太也視学官らが祝辞を述べた。

総会では新理事長の佐々木校長ほか、副理事長には後藤宗治校長(神奈川県立神奈川工業高校)、山口直人校長(愛知県立愛知総合工科高校)、橋本嘉平校長(大阪市立工芸高校)が選任された。

理事長就任に当たり佐々木校長は「人口減少、国際化の流れの中で、工業高校が日本のものづくり人材をいかに育成していくか。地方創生も視野に入れて取り組みたい」と抱負を述べた。

今年度の事業計画として、▽秋季研究協議会を10月11、12日に札幌市で▽第18回高校生ものづくりコンテスト全国大会を11月17、18日に東海4県(愛知・岐阜・静岡・三重)で(旋盤作業部門は11月16~18日に愛知県で)▽第26回高校生ロボット相撲全国大会を11月23日に福島県郡山市で――それぞれ開催することが発表された。また、▽ジュニアマイスター顕彰制度においてゴールド、シルバーに加えブロンズの顕彰を設定▽全工協会創立百周年記念事業の実施――についても報告があった。