大阪府7高校書道で指導漏れ 計329人に影響

大阪府教育庁は5月21日、2017年度に実施した府立高7校の「書道Ⅱ」の科目で、学習指導要領で定められた「篆刻(てんこく)」の指導漏れがあったと発表した。放課後などに補習を行う方針で、単位の取り消しなどはしないという。影響を受けた生徒は計329人に上ると見られる。

今年4月に外部から、シラバスに篆刻の記載が無い学校があることを指摘され、府立高152校を対象に調査。7校で2、3年生の生徒に授業が実施されていないことが分かった。

同庁高等学校課は担当教員の認識が不十分だったとして、「7校でこのような事実があったことを重く受け止め、書道はもちろん、他教科でもこのようなことがないか改めて検証するとともに、府内の教員に指導周知を徹底したい」と話す。

篆刻は石などの印材に文字を刻み印を作るもので、主に高校2年生を対象にした「書道Ⅱ」で扱うように指導要領で明記されている。