小学教師の英語学習は1日1時間未満イーオン調査

小学校教師の9割が英語のスキル向上に費やせる時間は1日1時間未満であることが、英会話教室運営会社イーオンの調査で分かった。週1時間未満の教師も4割に達しており、多忙を極める教師の働き方改革と自己啓発の時間確保の在り方を問う調査結果になった。

調査はイーオンが今春開いた「小学校教員向け指導力・英語力向上セミナー」に参加を申し込んだ教師ら153人に実施。現在の教育環境、学習指導要領改訂に伴う小学校の英語教育環境の変化などについて尋ねた。

調査結果によると、17年の調査では英語のスキル向上に割ける時間が1日1時間未満である教師は85%だったのに対し、18年は90%と増加。週1時間未満の教師についても17年の33%から18年は42%と増えた。

一方、外国語学習の3~4年生への前倒しに関する質問には「賛成」とした教師が87%で、「反対」の13%を大きく上回った。主な賛成理由は「英語に慣れ親しむ年齢は早いほうがよいと思うから」「高学年の外国語に円滑に入れるようにするために良い」を挙げた。2020年度から5~6年生で英語教科化がスタートすることについては「賛成」が63%だったものの、「反対」(37%)の立場から「評価をすることで、英語嫌いが増える」「評価する必要はなく、親しむことが大事だ」と成績評価を疑問視する意見があった。