相談件数が最多の1万6千超 名古屋市の応援委

名古屋市の「なごや子ども応援委員会」へ寄せられたは2017年度の相談件数が1万6581件に上り、前年度の1.4倍で過去最高だったことが分かった。河村たかし市長は5月28日の記者会見で「相談数の増加は応援委の存在と役割が一層認知されたからだと思う」と述べた。

市教委によると、17年度の相談内容は不登校が最多で5613件だった。続いて精神的不安の2673件、家庭の問題の2546件、学校不適応1272件などとなった。

相談者数は前年度比780人増の3113人。内訳は小学生1041人、中学1年生773人、中学2年生650人、中学3年生595人で、この他、幼稚園児や高校生からの相談もあった。

名古屋市は14年度から応援委の活動を開始。▽臨床心理士などのスクールカウンセラー(SC)▽学校と地域との連絡調整を担うスクールアドバイザー▽福祉の専門知識を持つスクールソーシャルワーカー(SSW)▽元警察官のスクールポリス――の4職種の専門スタッフで構成されるチームを11のブロック校に配置し、学校不適応の防止や早期発見、個別支援に取り組んでいる。17年度は市立中学校110校のうち58校にSCなど98人を配置。18年度はSC26人、SSW2人を増員し、支援体制を強化する。