「超教育協会」が設立 ICT、デジタル教育を推進

多くのICT企業や団体などが参加する
多くのICT企業や団体などが参加する

未来の学習環境デザインの構築を目指す「超教育協会」が5月29日、設立された。東京都港区の慶應義塾大学で同日、設立記念シンポジウムが開かれ、小宮山宏会長は「あらゆる世代の新たな学びを考えていきたい」とあいさつした。協会はAIなど先端技術の利用、ICT教育、デジタル教育活性化の推進に取り組む。

来賓の野田聖子総務相は「人口減少や高齢化の課題の中、ICTを通じた課題克服に可能性を感じている」と期待を寄せた。

小宮山会長はシンポジウムで、事業の柱となるIT教育のインフラ整備とAI・IoT教育の開発を見据えて「子供から高齢者まで、幅広い世代の学びの場や在り方を考えていきたい」と抱負を述べた。

ヤフーの安宅和人執行役員は「既存の枠を超えた教育を実現してほしい」と話し、デジタルハリウッド大学の杉山知之学長は「中・高校の教員や保護者の中には未来の社会に対するイメージが乏しい人もいる。これからの社会と教育を考えるとき、中・高校教員らとの連携を実現できればいいと思う」と述べた。一方、協会の中村伊知哉幹事は自らが開学準備を進めるICT専門の大学に触れながら「協会に関わる全参加者で活動したい」と訴えた。