刑法犯の検挙少年は減少 1~4月の警視庁まとめ

検挙・補導人員における少年の割合(平成30年4月末)

今年1月1日~4月末に刑法犯で検挙・補導された20歳未満の少年は東京都内で1303人に上ることが、警視庁の5月31日までのまとめで分かった。前年同期と比べ5人少なく、2010年以降、減少が続いている。ひったくりやオートバイ盗などの街頭犯で検挙・補導された少年は138人だった。

警視庁によると、刑法犯は殺人や強盗、恐喝、窃盗、詐欺、性犯罪などを、街頭犯は街頭で発生する犯罪のうち路上強盗、ひったくり、自動車盗、車上ねらいなどをそれぞれ刑法犯認知件数に計上している。

今期における刑法犯の総検挙数は9223人で、そのうち少年は14.1%の1303人だった。街頭犯の総検挙数は472人で、うち少年は29.2%の138人。今期の特徴はオートバイ盗難で検挙・補導された少年が急増し、前年同期比8人増の21人に上った点だった。

刑法犯で検挙された少年の中には①友人宅から現金1千万円を盗んだとして窃盗罪で検挙された女子中学生②交際中の女子高生に暴行を加えて殺害し、女子高生宅に放火したとして殺人罪・現住建造物等放火罪などで検挙された男子高生③警察官を装ってキャッシュカードをだまし取り、現金自動預払機から現金14万円を引き出したとして詐欺罪、窃盗罪で検挙された男子高生――のケースがあった。