給食実施基準を8月に改正 8~14歳でエネルギー増

改正後の学校給食実施基準(下線部は変更された箇所)

家庭における食生活の変化を踏まえ、文科省は8月1日から、学校給食の栄養素ごとの摂取量を定めた「学校給食実施基準」を改正する。新たにマグネシウムが基準値として加わり、8~14歳で摂取エネルギーが増える。7月2日までパブリックコメントを実施し、意見を募集する。

1回の給食におけるエネルギーの摂取基準は、改正後には▽6~7歳 530キロカロリー(改正前と比べ増減なし)▽8~9歳 650キロカロリー(同10キロカロリー増)▽10~11歳 780キロカロリー(同30キロカロリー増)▽12~14歳 830キロカロリー(同10キロカロリー増)――となる。

タンパク質の摂取量は、改正前は年齢層ごとに摂取範囲が示されていたが、改正後は摂取エネルギー全体の13~20%となる。脂質については従来、摂取エネルギー全体の25%~30%となっていたのが、改正後は20%~30%となり、下限が引き下げられた。

これまで参考値として扱われていたマグネシウムは、近年の中学生のマグネシウム摂取量の不足を受け、改正後は新たに基準値として定める。

このほか、ナトリウム、ビタミンA、食物繊維で基準値を変更する。

食事内容の充実を図る必要性から、多様な食品を適切に組み合わせた献立の作成に配慮する規定を設けた。

夜間定時制高校などの給食実施基準と特別支援学校の学校給食実施基準も同時に改正する。