へき地校「宇宙留学制度」も みずほ教育福祉財団が助成金

助成金を受ける埼玉県立けやき特別支援学校伊奈分校の三原和弘校長(左)

みずほ教育福祉財団(森信博理事長)は6月8日、今年度のへき地教育研究(交流学習2年目継続)と、特別支援教育研究助成事業の助成金贈呈式を都内で開催した。

贈呈式では、▽岩手県葛巻町立五日市小学校(小関稔校長)▽兵庫県神河町立越知谷小学校(大塚高誉校長)▽鹿児島県南種子町立茎南小学校(福留和弘校長・代表校)――に、へき地教育研究助成金として各40万円が贈られた。

特別支援教育研究助成金は、▽埼玉県立けやき特別支援学校伊奈分校 三原和弘校長(研究グループ代表)▽長野県飯山養護学校 二村俊教諭(同)▽筑波大学附属聴覚特別支援学校 吉野賢吾教諭(同)▽福岡県立柳河特別支援学校 木戸静香教諭――に、各45万円が贈呈された。

森信博理事長は「へき地教育と特別支援教育は初等教育の柱になる」と述べ、助成金を「ぜひ有意義に使い、活動を活発にしていただきたい」と激励した。

また研究校代表として登壇した茎南小学校の福留校長は「児童が学校や地域に誇りを持ち、夢の実現に近づけるよう、計画的かつ効果的に活用していきたい」と抱負を述べた。種子島宇宙センターに近い同小は「宇宙留学制度(山村留学制度)」を導入し、町外からの児童を迎え入れたり、愛知県の学校と「ロケットロードパートナーシップ宣言」を結び交流を深めたりなど、意欲的に活動している。

へき地教育研究助成は、へき地校の児童・生徒が大規模校など異なる環境の学校と交流学習し、コミュニケーション能力や社会性の向上を図る活動を支援するもの。一方、特別支援教育研究助成は、初等中等教育で教職に携わりながら、実践的な研究をする教職員個人や研究グループを対象に選出する。

新規でへき地教育研究助成を受ける学校は次の通り。▽北海道えりも町立笛舞小学校▽岩手県遠野市立小友小学校▽新潟県阿賀町立上条小学校▽静岡県沼津市立戸田小学校▽島根県西ノ島町立西ノ島小学校▽高知県四万十町立昭和小学校▽長崎県壱岐市立柳田小学校▽熊本県山都町立蘇陽南小学校▽鹿児島県十島村立小宝島中学校(代表校)▽沖縄県宮古島市立西城中学校