2020全国高校総文祭の開催発表 実行委員会初会合も

「2020こうち総文」マスコットキャラクター

文化庁はこのほど、第44回全国高等学校総合文化祭(総文祭)の開催地と開催期間を決定したと発表した。同祭は1977年から続く、全国の高校生による芸術文化活動の発表の場としては国内最大規模のイベント。高校生の創造活動の向上や相互交流を深めることを狙いとしている。

開催期間は20年7月31日~8月6日の7日間、開催地は高知県。大会愛称は「2020こうち総文」。

高知県では同日、総文祭に向けた準備を進める実行委員会の初会合が行われ、県の担当者や教育関係者など約130人が出席。冒頭では全国大会で入賞歴のある高知中学高等学校の吹奏楽部がマーチングを披露。続けて実行委員会の名誉会長を務める尾崎正直知事は「全国からの高校生をおもてなししつつ、知性や感性、志を交流させる大会にすべく、しっかりと準備を進めていきましょう」と呼びかけた。

会合では大会の計画などが審議され、県内の13市町村を会場に演劇や吹奏楽、漫画など23の部門で大会を開催する基本計画が承認された。実行委員会によると、高知での大会は全国から3千校、およそ2万人の高校生が参加する予定で、観覧者は10万人に上る見込みとのこと。県教育委員会全国高校総合文化祭推進室の中村祐介室長は「県内のたくさんの高校生が企画運営していく大会にしていきたい」と語った。

県は総文祭に向けて、県内中学生・高校生を対象にマスコットキャラクターを募集しており、20年4月、数ある応募の中から太平洋学園高等学校2年の呉田乃愛さんの作品を公式マスコットキャラクターに採用した。呉田さんは作品について、「髪型は土佐湾の荒波とクジラがモチーフ。服は、よさこいの衣装を参考にして、色は鳴子カラーである赤・黄・黒を使った」とコメントしている。

第42回同祭は長野県で18年8月7~11日の5日間、第43回同祭は佐賀県で19年7月27日~8月1日の6日間開催される。