教諭を解任、福岡・川崎町 町議会の解任決議受け

福岡県川崎町の讃井明夫教育長は6月12日、町立小学校の校長が6年担任の男性教諭を18日付で解任すると発表した。保護者からの苦情により、町議会が8日の定例会で教諭の担任解任決議を可決した。

男性教諭は2018年4月からの授業で定められている指導計画を大きく外れ、算数の一単元の授業時数を2倍以上に増やし、他教科の時数を減らすなどしていたという。保護者からの指摘を受けて町議会が問題視し、担任を解任するよう学校に求めていた。6月8日の定例会が「川崎町立小学校6年担任解任を求める決議」を可決した。

男性教諭は14年度から同小で勤務しているが、規定の教科履修が終わらずに児童が進級や卒業できない事態は起きていない。教育現場の人事に町議会が介入した結果について、県教育委員会は「非常に珍しいケース」としている。

後任には校内の別の教諭を充て、保護者へは15日に臨時保護者会を開いて説明する。校長は「この状況を見過ごしていたのは私の責任」と話している。