過労死110番、6月16日実施 全国一斉相談が30年

「過労死110番」の全国一斉電話相談が6月16日に実施される。過重労働を強いられている労働者や、過労自殺の遺族らの相談を受け付ける。原則的に午前10時から午後3時までの実施で、電話番号は東京会場が0120-666-591、愛知会場は0120-590-560、大阪会場は06-6364-7272、福岡会場は092-721-1208と093-591-9339。他の会場の電話番号は、過労死弁護団全国連絡会議が運営するホームページに記されている。

過労死110番の一斉相談は1988年6月に全国7カ所でスタートし、今年がちょうど30年。主催者の過労死弁護団全国連絡会議によると、今年5月末までに寄せられた相談は合計で約1万1800件に上った。そのうち約3分の1が遺族からの相談で、最近の過労死の原因は自殺が目立つという。

2014年11月に施行された「過労死等防止対策推進法」によると、過労死は▽業務における過重な負荷による脳血管疾患・心臓疾患を原因とする死▽業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死▽死亡には至らないが、これらの脳血管疾患・心臓疾患、精神障害―を指す。