トーマスに教育効果ある? ユニークな共同研究始動へ

幼児向け人気アニメ「きかんしゃトーマス」に教育的効果はどれくらいあるのか――。そんなユニークな調査研究をする共同プロジェクトが6月18日までに発足した。メンバーは東京学芸大学、東京学芸大学こども未来研究所、ソニークリエイティブプロダクツで、東京学芸大学芸術・スポーツ科学系准教授の正木賢一氏が研究代表を務める。キャラクターが介在することで子供の心の成長が促されるとする仮説を立て、8月から検証作業をスタートさせる。

共同プロジェクトが立てた仮説は他に、 ▽ストーリーの追体験が子供の非認知能力を育む▽共通の遊び体験を通して、キャラクターが子供を「学び」へと導くファシリテーターとなる――がある。子供がアニメの世界に没入しストーリーを追体験することで、物事にポジティブに取り組むことや最後まで頑張り抜くことなどの非認知能力に対する影響の有無を調べ、好きなキャラクターと遊び体験を共有することが子供の気付きや学びを提供するかどうかについて研究を進める。

調査研究は、「きかんしゃトーマス」を鑑賞する親子らを専門家が観察する方法で実施し、結果は来年4月に公表の予定。