農業高校へICTツール提供 農業校長協会とドコモ協力

営農記録ツール「アグリノート」のスマホ・タブレット版インターフェイス

全国農業高等学校長協会(農業校長協会)とベジタリア、NTTドコモは6月18日までに、全国の農業高校への営農記録ツール「アグリノート」、農業用センサー「パディウォッチ」、「フィールドサーバ」の提供を開始した。現役の農高生に最先端の農業ICTを学ぶ機会を与え、次世代の意欲あふれる農業後継者を育成するのが狙い。

実施期間は2018年6月13日~20年3月31日で、3種類のサービスを提供する。一つは営農記録ツール「アグリノート」。航空写真による視覚的な農地管理を通して、農作業の記録や集計データなどを即時に共有できる。二つ目は水田センサー「パディウォッチ」で、水田の水位と水温を計測してクラウドへ送り、スマホアプリやアグリノートを通じ、水管理の効率化と精密化を可能にする。三つ目は農業環境センサー「フィールドサーバー」。気温と湿度、降雨量、風速を測る簡易気象計の機能を持ち、土壌の温度や含水率、日射量などを幅広く測定し、適切な栽培方法の確立につなげられる。

栽培記録のデータは地域社会と共有したり、全国規模での集計に利用したりして栽培の管理に反映することが期待されている。

このサービスについては、東京都立農産高校、山形県立置賜農業高校、山梨県立農林高校、香川県立農業経営高校、愛媛県立大洲農業高校などが参加を表明している。