ブロック塀事故 法令順守が徹底されていない現状

大阪府高槻市立寿栄小学校で6月18日の地震により、4年生の女子児童がブロック塀の下敷きになって死亡した事故について、同市は、ブロック塀が建築基準法で定める高さを超えており、法に適合していなかったこと、基礎と塀を固定する設備がなかったことなどを明らかにし、「責任は免れ得ない」としている。1978年の宮城県沖地震では10人以上がブロック塀の下敷きとなって亡くなり、建築基準法強化の契機となった。また学校保健安全法では、校舎内の施設・設備だけでなく、避難経路や避難場所の点検も必要だとしている。しかし、それら法令順守が徹底されていない現状がある。

宮城県沖地震では、犠牲者28人のうち10人以上がブロック塀の下敷きとなって亡くなり、ブロック塀の危険性を露見させた。……

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