スポーツ留学生が審判殴打 延岡学園バスケ、校長謝罪

長崎県であった全九州高校大会のバスケットボール男子準決勝で、延岡学園高校(宮崎県延岡市)1年生の留学生が審判員を殴打したのを受け、佐藤則夫校長が6月18日、記者会見を開き、「誠にゆゆしき事態。絶対にあってはならないことであり指導力不足で多くの方にご迷惑をお掛けした」と謝罪した。

宮崎県バスケットボール協会の北郷純一郎会長は17日、「負傷された審判員の一日も早いご回復を願うとともに、ご家族、関係各位に対し心よりおわび申し上げます」とする謝罪文を公表した。

高校によると、留学生は17日の大会で試合終盤に途中出場し、ファウルを取られた直後に判定を不服として審判の顔面を殴打した。審判は病院に搬送され、口を10針縫うけがをした

留学生は2月に来日し、4月に入学したコンゴ民主共和国籍の1年生。「日本でバスケと勉強がしたい」と希望し、スポーツ留学した。スマートフォンの翻訳アプリを介して会話し、日本語が十分に話せなかった。5月下旬の県総体で活躍し優勝に貢献したが、「母国に帰りたい」と話していた。高校は一時休ませた後、インターハイ後の8月に一時帰国させる予定だった。

留学生は警察で聴取を受けた後、被害者の審判員に謝罪した。審判員は被害届を出さない考えで、留学生やチームの処分は決まっていない。