男子高生が岩手県を提訴 顧問の体罰で鼓膜破れる

岩手県立高校の男子生徒(16)が、男性教諭から頬を殴られたなどとして、県に220万円の損害賠償を求める訴訟を起こしたことが、6月26日までに分かった。提訴は5月31日付。

関係者によると、相撲部顧問だった40代の男性教諭は2017年10月、指示した練習メニューなどを守らなかったとして、部室で男子生徒を含む部員3人に対し、頬を数回殴るなどの暴行を加え、「お前ら、もう1回やったらぶち殺すぞ」と発言した。男子生徒は左耳の鼓膜が破れて約1カ月間通院、精神的苦痛で円形脱毛症になったとしている。

同県教委は同年12月、体罰をしたとして教諭を停職2カ月の懲戒処分にした。教諭はその後異動し、現在は別の高校に勤務している。生徒は現在通学しており、部活にも所属している。

県教委教職員課は取材に対し、「訴状を精査した上で、適切に対応したい」としている。