環境配慮の消費行動を 横浜市、出前講座に追加

横浜市は、市立の小・中・高校に消費者教育の講師を派遣する出前講座に今年度から「エシカル消費」を追加する。

エシカル消費は環境や社会に配慮した商品やサービスを選択して消費することを指し、持続可能な社会の実現に欠かせない消費行動とされている。

例えば、お茶をエシカル消費の題材に取り上げ、市内のお茶販売事業者が講師になって、お茶の入れ方やお茶と伝統文化について解説。ペットボトルの削減や地産地消の考え方に結び付け、フェアトレードの取り組みを紹介する予定だ。

「計量制度」を身近に知ってもらう講座も追加する。普段何気なく使われているはかりを題材に、重さの単位や計器の種類、棒はかりの原理を学び、算数や理科の学習に生かしてもらう狙いがある。神奈川県計量協会会員の計量士の協力を取り付けている。

市の出前講座は2010年度からスタート。携帯電話、スマートフォンの使い方とルール、モノの購入方法や金銭の使い方、消費者保護や悪質商法被害防止をテーマにした講座を企画し、弁護士、ファイナンシャルプランナー、消費生活相談員らを講師として学校側に派遣してきた。