独自学力調査は7割以上 都道府県と政令市の現況

都道府県や政令市が独自に行っている学力調査の実施状況が文科省のまとめで6月28日までに分かった。全国学力・学習状況調査とは別に独自の学力調査を実施しているのは、47都道府県のうち34、20政令市のうち16で、それぞれ全体の7割と8割を占めた。小学校では30都道府県と16政令市で、中学校では32都道府県と16政令市でそれぞれ独自調査が行われていた。長野や奈良では今年度から廃止した。

全児童生徒対象の調査は、小学校が25都道府県と15政令市、中学校が28都道府県と15政令市で実施され、抽出調査は小学校で1都道府県と1政令市、中学校で1都道府県、希望制は小中共に5都道府県で行われていた。

教科別にみると、小学校は▽国語 29都道府県 16政令市▽算数 29都道府県 15政令市▽理科 17都道府県 10政令市▽社会 12都道府県 9政令市――。中学校は▽国語 30都道府県 14政令市▽数学 30都道府県 14政令市▽理科 20都道府県 12政令市▽社会 19都道府県 10政令市▽英語 25都道府県 13政令市――だった。

調査結果を公表している都道府県は、▽都道府県の結果のみ公表 小16教委 中17教委▽教育事務所単位までの結果公表 小中共4教委▽市・郡部単位までの結果公表 小中共1教委▽市町村単位までの結果公表 小4教委 中5教委▽学校単位まで結果公表 小中共1教委――だった。

県独自の学力調査は、今年度から長野と奈良で廃止、神奈川で休止している。岐阜は今年度は実施せず、来年度以降は検討中としている。