教科書の重さ制限考えず 重いランドセルに政府

登下校時のランドセルが重くなり、児童の健康や安全面の負担となっている問題で、政府は7月2日までに、原因の一つとされる教科書の重量を制限することは考えていないとする答弁書を閣議決定した。

立憲民主党の松平浩一衆議院議員は政府への質問主意書で、教科書のページ数が増加し、児童生徒の登下校時の負担となっていると指摘した。実態調査の実施と教科書の大きさやページ数に関する基準の設定、教科書を学校に置いて帰る「置き勉」の容認に関する指針策定について、政府の見解を求めた。

政府は小・中学校の教科書のページ数が増加し、判型も大判化している傾向は認識しているとしたが、教科書は民間の発行者が創意工夫を生かして著作編集するものであり、現時点で重量を制限することは考えていないとした。

「置き勉」の指針についても、各学校が児童生徒の発達段階や学習上の必要性、通学の負担を考慮して判断すべき事柄であるとした。