負担軽減チーム発足へ 文科省、無償化強化目指す

「人生100年時代構想」推進会議であいさつする林文科相

林芳正文科相は7月2日、省内で開かれた「人生100年時代構想」推進会議で、水落敏栄文科副大臣らを中心とした「高等教育負担軽減チーム」を新たに立ち上げることを明らかにした。2020年4月から実施される高等教育の無償化と負担軽減に向け、省内の体制を強化する狙い。

林文科相は「教育の無償化、負担軽減を含む人づくり革命は、現政権における最重要課題の一つ。20年4月から円滑、確実に実施するため、省を挙げてしっかりと準備しなければならない」と述べた。

高等教育については、6月15日に閣議決定された「人づくり革命基本構想」に▽年収590万円未満世帯の私立高校授業料を実質無償化▽高等教育無償化における具体的な対象範囲と用件の取り決め――などが盛り込まれている。

文科省は新たに設立したチームを柱に、授業料の減免措置や給付型奨学金の大幅拡充など新規の制度設計を急ぐ。無償化と負担軽減策は現在の高校2年生からが対象となる。詳細が決まり次第、高校生や保護者、学校に支援措置の内容を通知する。