「飛び入学」17歳から 千葉大がIT人材育成狙う

千葉大学は7月6日までに、通常より1年早い17歳から学べる「飛び入学」の入試方式を拡充し、2020年度入学生から受け入れると発表した。日本情報オリンピックの予選成績に加え、同大の課題論述と2次面接で選考する。プログラミングが得意な高校生に最先端の研究に取り組ませたり、少人数教育を受けさせたりすることによって高度IT人材を育成するのが狙い。

千葉大によると、2019年度の高校2年生が対象となる。プログラミングの実技能力を見極めるため、情報オリンピック日本委員会が主催する日本情報オリンピックの予選に参加するのが条件。予選はインターネット上で実施され、自宅や学校のパソコンから参加する。予選の成績と、12月に同大が実施する課題論述と面接で総合的に評価する。

受け入れ先の千葉大総合工学科情報工学コースでは、飛び入学生が関連分野の研究者を目指せるよう、1年次から通常の学科とは別に少人数授業や海外研修の独自プログラムを設ける。早期卒業や大学院へ飛び級する制度もある。

千葉大は1998年に日本で初めて飛び入学生を受け入れ、これまでに71人の卒業生を輩出した。現在、国内で飛び入学を実施しているのは、同大をはじめ7大学ある。

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