全国で1659校が休校 記録的な大雨に警戒を

気象庁が6日夕発表した警報・注意報マップ

西日本と東日本で暖かく湿った空気が流れ込み、前線が停滞したため記録的な大雨が続く影響で7月6日正午現在、全国で休校となった公立学校は1659校に上った。短縮授業は503校となった。

福岡県筑前町によると、6日夕、町立中牟田小学校に大量の水が流れ込み、校舎の1階が水に漬かった。このため児童らが一時、3階に避難する事態になった。児童と教員ら約110人は無事だった。学校近くのため池が決壊したらしい。

文科省はすでに災害情報連絡室を設置し、各都道府県教育委員会に児童生徒の安全確保、被災校の早期復旧を通達している。

気象庁は6日、西日本と東日本における記録的な大雨について発表した。猛烈な雨が断続的に8日まで降り続く見込みだとして、重大な災害の発生する恐れが著しく高くなる可能性があると警戒を呼び掛けた。

文科省のまとめるによると、同日休校措置が取られた公立学校は富山、長野、岐阜、静岡、愛知、滋賀、京都、大阪、徳島、愛媛、福岡、佐賀の12府県に及んだ。内訳は▽幼稚園 139園▽小学校 906校▽中学校 410校▽義務 4校▽高校 143校▽特別支援学校 57校――だった。

休校数が最も多かったのは岐阜県の465校で、京都府243校、福岡県209校が続いた。

短縮授業は富山、石川、長野、岐阜、静岡、愛知、滋賀、徳島、愛媛、佐賀の10県だった。内訳は▽幼稚園 43園▽小学校 229校▽中学校 136校▽義務 4校▽高校 70校▽特別支援学校 20校――となった。

国公私立の学校と社会教育・体育・文化施設、文化財などの物的被害は、北海道、岐阜、京都、兵庫、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、沖縄の12道府県に達し、合わせて88件報告された。内訳は▽小学校 28校▽中学校 17校▽高校 16校▽高専 2校▽特別支援 4校▽大学 6校▽社会教育・体育・文化施設 5件▽文化財 6件――などとなった。

学校が避難所になったのは石川、静岡、大阪、愛媛、福岡、佐賀の6府県で、計75校に上った。