勘違いで部下の教諭失職 小学校長を戒告処分、滋賀

勘違いによる助言で部下の教諭を失職させたとして、滋賀県教育委員会は7月9日までに、県内の小学校長(58)を懲戒処分(戒告)にした。処分は7月5日付。

県教委によると、教諭は40代で、小学校の免許を1995年に取得した。県教委は2018年3月が有効期限であることを通知したが、校長は「新しく免許を取得したことが通知に反映されていないだけ」と誤認し、手続きは不要と助言した。このため教諭は手続きを取らなかった。教諭は17年に特別支援学校の免許を取得したため、手続きをすれば有効期限を27年まで延長することができた。

18年4月、教諭の免許が失効していることに教頭が気付き、県教委に連絡。失効を確認した県教委は同月24日、失職(3月31日付)を通告した。

教諭は5月に免許を再取得し、6月から臨時講師として職場に復帰したが、復職には採用試験を再受験する必要がある。校長は教諭に謝罪した上で「大変重く受け止めている。教諭やご家族に大変な迷惑をかけた」と話しているという。