日本の学校体育に触れる 発展途上国から8人参加

日本の授業から指導改善のアイデアを得た

日本の学校体育に実際に触れて理解してもらうと国際協力機構(JICA)の筑波センターは、発展途上国の教育関係者を対象にした体育研修を7月11日、東京都江東区立豊洲西小学校(佐藤勝行校長、児童数692人)で開いた。日本式の体育科教育の理念や指導方法を学んで各国の学校教育に生かしてもらうのが狙い。欧州、アフリカ、アジアなどの6カ国8人が参加した。

参加者の一行は、豊洲西小学校で1年生のボール投げ運動、3年生のキャッチバレーボールの授業を見学した。ボール投げの投球フォームについて意見を交わしつつ、投球動作の基礎になる前方への体重移動を学んだ。ボスニア・ヘルツェゴビナの高校の保健体育教師は「授業の準備や後片付けの場面で、子供たちがグループを作り素早く対応している姿に感動した」と語った。8人が特に驚いたのは、日本の学校体育が運動能力だけでなく、協調性や公共心を育んでいる点だった。

8人は25日までの日程で、都と茨城県つくば市の小・中学校の体育授業を見て回る。