被災地でボランティアの輪 死者2百人超、西日本豪雨

岡山、広島両県を中心に被害が深刻な西日本豪雨の被災地を支援しようと、ボランティアの輪が広がっている。7月13日までの政府の集計によると、57市町で災害ボランティアセンターが開設され、5500人を超えるボランティアが被災者支援に当たっている。

近畿から九州まで広範囲に大雨特別警報が出されて13日でちょうど1週間。菅義偉官房長官によると人的被害は200人を超え、13日午前現在、死者204人、行方不明28人となった。

断水のため被災地の医療機関では手術を見合わせるケースが相次いでいることから、医療機関向けの給水支援が広島県呉市を中心に13日から本格化した。一方、広島市は住宅の被害で教科書や教材が使用できなくなった児童生徒に現物支給する手続きを始め、学用品については1人4400円以内(小学生)~5100円以内(高校生)で現物支給する方針だ。

岡山県は13日午後2時現在、避難所48カ所、避難者数約3460人を数える。旅館ホテル生活衛生同業組合との間で締結した協定に基づき、避難所での生活に特別な配慮が必要な妊産婦や障害者、高齢者などの社会的弱者に対し、県内の旅館やホテルの宿泊施設54カ所を提供する手続きを進めている。