子供800人に心理援助必要 熊本地震で、市教委調べ

2016年4月の熊本地震の影響でカウンセリングが必要とみられる児童生徒が799人に上ることが7月17日までに、熊本市教委の調査で分かった。熊本市立小・中学校の全児童生徒6万122人のうち、約1.3%に相当する。今回、新たにカウンセリングが必要とされた子供は440人に達した。

調査は5月25日~6月20日に実施した。「心と体の振り返りシート」を使ったアンケートや子供の様子を通して児童生徒の心や体の状態を把握した。

熊本地震の子供への心理的影響をみる市教委の調査は、16年5月からスタートし、今回で10回目。カウンセリングが必要とされた児童生徒は16年度が初回の2143人から6回目(17年2月)の465人まで減少傾向にあった。ところが17年度は一転して増加・高止まり傾向となり、通算7回目の17年6月は834人、8回目(同年11月)961人、9回目(18年2月)は953人となった。

市教委は中学校区のほか、地震の影響でカウンセリングの必要性が高いとみられる小学校23校にもスクールカウンセラーを配置している。今回の調査結果を基にスクールカウンセラーの配置を早急に見直す方針。